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メディアが発するタバコ問題情報を収集

タバコ問題情報センターでは、新聞・雑誌など、各メディアから発信される情報のうち、タバコ問題に関するものをピックアップ。

当センターの短評を加え、禁煙ジャーナルに掲載しています。

禁煙ジャーナルのご購読者の方に限り、メディアウォッチングで紹介した情報の詳細を提供するサービスを行っています。

これらの件に関するお問い合わせはこちらからお願いします。

【2012年3月分】

2011/12/30 『高知新聞』「かるたで楽しく禁煙!?」はタバコ問題情報センター作成の「禁煙いろはかるた」を紹介。

また2/1「河北新報」の見出しは「たばこの害 遊んで学ぶ 新かるた登場」と、より啓発的。

『四国新聞』『千葉日報』なども取り上げたが、前2紙はかるたの図柄をカラーで紹介。共同通信配信のこの記事、地方紙の部数も合わせれば相当なもの。配信記事の執筆者に感謝!


2012/1/2 『朝日』[特派員メモ]「ロンドン 気になるポイ捨て」は、ロンドナー(ロンドンっ子)の歩きタバコやポイ捨て(火も消さない)を気にする。

五輪がこの夏当地で開催されることから「吸い殻で世界を歓迎」してほしくない、と述べている。

この筆者、年末から禁煙中とのことだが「吸っていたときは何も感じなかった」とは書いてない!(笑)


2/1の各紙は、は厚生労働省が行った、2010年の国民健康・栄養調査の結果を報じた。

日本人の成人喫煙率が2割を切ったことを見出しで報じたのは『読売』『日経』『産経』『東京』で『朝日』は受動喫煙の実態と2022年度までの削減目標値(50%→15%に)を強調したが『毎日』だけは「女性の肥満」がメインタイトルで関係者は「?」。

内容が最も充実していたのは『日経』で、別枠でがん対策推進協議会の動きなども掲載。「がん対策推進基本計画は大臣告示より"格上"の政府の閣議決定で、国や自治体は目標を達成するための義務が生じる」と解説。

「肺がんなどを減らすためにも、基本計画に数値目標を設定したい」との厚労省の意気込みを紹介した。高く評価したい。


2012/1/25号 『タクシージャパン』「完全禁煙化しないのは国の不作為 個タク自業者の安井氏が国賠訴訟」は、安井幸一氏が国を被告とする裁判(1/20東京地裁)での陳述内容をそのまま掲載。

禁煙車内で禁煙措置を徹底させない国土交通省の不作為がよく理解できる。


2012/2/2 『読売』は2/1に開催されたがん対策推進協議会で示された喫煙率削減の数値目標(2022年度までに12.2%以下にする)の素案を紹介し「問題は、たばこ税を所管する財務省やたばこ農家を保護する農水省、たばこ業界を説得できるかだ」と解説した。

また「財務省、JTの壁高く」などと小見出しを付した箇所もあるが、産業医大・大和浩教授の「禁煙の強制ではなく、やめたい人への支援という考え方は受け入れやすく、その方針に基づく数値目標の設定は妥当だ。禁煙治療に医療保険を使えることを喫煙者に知らせる情報提供や、喫煙場所の削減なども同時に進めるべきだろう」という最後のコメントは心強い。

10年前は財務省、JTのコメントを併記したりしたが、さすがにもうそれは「時代遅れ」との認識があるようだ。


2012/2/6 『読売』[人生案内]『隣家のたばこの臭い不快』に対する出久根達郎氏(作家)の回答は「煙が流れぬ部屋で吸っていただければ助かりますと願い…菓子折りを持って正式に相談に上がること。…後日、感謝の一言も忘れずに」というもの。

泣く子と喫煙者様には勝てぬ、というワケ。いまに見ておれ、喫煙者は菓子折りを持って、正式に詫びに上がらないとどうしようもない時代がくるから(苦笑)


2012/2/18号 『週刊現代』[今週の遺言 大橋巨泉]「君が代を歌わない自由と煙草を吸う自由の違いは 人に迷惑をかけるか否かだ」は素晴らしい内容。住んでいるニュージーランドの公共の場所の禁煙化を紹介しつつ、わが国の「モタモタぶり」を糾弾。

そして「小宮山洋子厚労相は、現内閣では一番よく働いている大臣の一人だが、まだまだやり方が手ぬるい」と評価。岩見隆夫氏にはぜひお読みいただきたい。


2012/3/4号 『サンデー毎日』[岩見隆夫のサンデー時評]「厚労省のたばこ対策はおかしい」は「喫煙は権利」と認識するほど脳がニコチンに支配された氏ならではの「おかしさ」に満たされた内容。

小宮山厚労相を名指しで非難、厚生労働省の施策を「強権発動」「分煙もなくしたいみたいに映る」などと言いたい放題。たばこ規制枠組条約を結んだ当時の政府・自民党、国会、WHOには何故キバを向けないの。


2012/2/6 『読売』[編集手帳]は、公開中の映画「ALWAYS三丁目の夕日'64」をいきなり紹介。

昭和39年の「あの頃」は「愛煙家」もいて「家庭で職場で街角で、誰に気兼ねすることなく一服できた何ともおおらかな時代」と当時は素晴らしい時代だったと回顧し、いまは「スモーカーの肩身は狭くなる一方」などと嘆く。その後は新発売された1箱千円の「ザ・ピース」を紹介。「<平成のピース>の運命やいかに」と結ぶ。

喫煙者の間で話題を集めているそうだが「いまに全部1箱千円になりそうだ。早くやめなくちゃ」という意識に変えさせてくれるかも(笑)。


2012/2/16 『朝日』「電子たばこ爆発 大けが」は、小さな囲み記事だったが、内容は恐ろしい限り。

なんと、米フロリダの男性が電子たばこを吸ったら電池が爆発し「前歯が折れ、舌の一部がちぎれるなどの大けがをした」というのだ。

他紙は何を恐れてこの外電を完全無視したのだろうか。"タバコの害"はこんなところにもあるというよい事例であるのに。


2012/2/19 『毎日』「受動喫煙被害のない世の中願う」(品川区・大須賀結衣子さん)は、JTの「吸う人も吸わない人も、ここちよい世の中へ」の広告を読み「吸わない人にとって、ここちよいのは、受動喫煙による被害を一切受けないこと」と定義。

そして「マナーが悪く、他人の迷惑を考えずに吸う人は、御社の発展を妨げ、内心お困りのことと拝察」と同情を寄せ「率先して政府に働きかけて、実効性のある法改正により、喫煙マナーの徹底を図られては」と提案。とてもスパイスの効いた良い投書だった。


2012年1・2月分
2011年10月分
2011年7・8月分
2011年6月分
2011年5月分
2011年4月分
2011年3月分



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