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【2011年5月分】

2011/3/23『神奈川新聞』「禁煙に遅過ぎはない」は、「メディカルセミナー神奈川」が2月22日、横浜市で開いたセミナーの内容を報じている。

大島明氏(大阪府立成人病センター がん相談支援センター所長)の紹介した、2010年に中国で開かれた「世界がん会議」のスローガン―「予防可能ながんは予防し、治療可能ながんは治療しよう。そして、これを実現する制度を創ろう」は印象的。


2011年4月5日『週刊ポスト』「『受動喫煙防止法』の"正義"を問う」(ジャーナリスト須田慎一郎氏)は、シリーズ3回目のタバコ擁護の記事。

松沢成文氏が都知事候補を降りた際に、石原氏に受動喫煙対策を託しているから、神奈川のような条例が施行されたら、東京の経済損失は700億円などという。須田氏はFCTCの重みがまるで分かっていない。

記事に登場する全国喫茶飲食生活衛生同業組合連合会の八亀忠勝会長は、神奈川条例制定反対派の急先鋒。国民の健康を守り、増進することより金が大事なら、看板にある「衛生」の文字は抜くべきだろう。


『JMS=JAPAN MEDICAI SOCIETY』April 2011/4/「自動車会館で記念フォーラムを開催」(ジャーナリスト・小川明氏)は、2月25日に開催された「タクシー全面禁煙達成ありがとう記念フォーラム」の内容を紹介。

「人々の受動喫煙の被害を減らすためにも重要な成果と言える」とした上で、タクシー全面禁煙化までの経緯を詳細に記述。

また、末尾では小川氏自身の、@大きな変化が起きるときには、いつも長い準備期間を経て、相転移のような急激な転換が起きるものだA禁煙マークをつけたタクシーが街を走り回り、社会の禁煙を促す広告塔の役割も果たしている、との見方を示した。これはいい。感動を覚え、奮い立つ気分にさせてくれる。


2011/3/26『スポーツ報知』「出荷停止 たばこも!!」「前代未聞JT全97銘柄」「工場被災と計画停電で30日から12日間」は、3.11震災でたばこの製造に支障が出たという内容。なお、日本禁煙学会は、4月9日に作田学理事長及び藤原久義禁煙治療と支援委員会委員長の連名で「"買いだめ"よりも"吸わない"選択を」というアピールを報道各社に送っている。


労働大学出版センター発行の『まなぶ』2011年4月号[社内禁煙]は、就職活動の前に禁煙する決意が必要と主張する人(この編集部は「時代です」と表記)と喫煙者は採用しないという星野リクルートサイトの内容を紹介し、最後にこれが自由主義経済なのだろうか、とぼやく人(編集部は「少しは疑えよ」と表記)の意見を並べ、その横に本紙渡辺編集長の「私はこう考える―吸いづらい職場環境は双方を救うことになる」の意見を掲載。

星野リクルートサイトは面白い。いきなり「あなたはたばこを吸いますか?」と問い、「NO」を選択すると「ようこそ あなたは星野リゾートグループへの第一歩を踏み出しました」というメッセージが現われるが、「YES」だと喫煙者採用お断りのメッセージと、その理由が続く。

サイトの閲覧をお勧めしたい。http://recruit.hoshinoresort.com/


2011/4/1『しんぶん赤旗』「体調管理へ禁煙訴え」は、日本禁煙学会が3/31に発したアピール「日本禁煙学会から緊急の呼びかけ」の内容(受動喫煙防止と禁煙)を紹介。

渡辺編集長が全てのメディアにこのアピールを送ったが、赤旗以外は完全に無視されたようだ。


2011/11/8『東京』「たばこロゴ 箱から除去へ」は、オーストラリア政府が来年1月の成立を目指す新たな喫煙規制法を紹介。

「たばこの銘柄のロゴやイメージカラー、宣伝文句をパッケージから完全に除去する」という。


2011/4/22『産経』[くらしナビ]「『受動喫煙防止条例』拡大されたら…」は酷い記事。神奈川のような条例が全国に拡大したら外食産業などの「損失」は3年間で4900億円になる、などと牽制。。

調査会社の富士経済(東京・日本橋)はJTとの関係が深く、また、前述(週刊ポスト4/5)の八亀忠勝会長の言い分も取り上げている。


2011/3/30『読売』投書欄「多いポイ捨てごみ 愛煙家の良識問う」は、昔懐かしい古いタバコ問題。本文にも「愛煙家」の文字がある。


2011/4/4『朝日』投書「禁煙の1年分15万円を寄付」は、今回の震災にあたり、禁煙によって浮いた「たばこ代1年分の金額を義捐金として寄付、禁煙と社会貢献ができることに満足しています」と結ぶ。

一人でも多くの喫煙者にこのメッセージが届くよう期待したい。


2011/4/8『東京』「喫煙 周りに大変な迷惑」(タバコ問題情報センター職員・内藤謙一氏)は、イヤホンから漏れる音の迷惑なことを訴え、公共の場の喫煙はそれ以上に迷惑で嫌われるということに喫煙者は気付いてほしい、と結ぶ。


2011/4/14『神奈川』「受動喫煙防止条例全国へ」(医師・長谷章氏)は、県民の80%が賛成している神奈川県の受動喫煙防止条例を「宝物」と高く評価し、全国に広がることを訴えている。


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