分煙社会から無煙社会へ
一般社団法人 タバコ問題情報センター
トップ
トピックス
センター紹介
主な活動
タバコ問題情報
コラム
リンク
お問い合わせ
大橋医師、野田氏への禁煙勧告

タバコ問題情報センター(2011年9月30日)

平成23年9月5日
内閣総理大臣
野田 佳彦 様
(医)大橋胃腸肛門科外科医院
院長 大橋勝英
愛媛県医師会副会長
新居浜市医師会会長

禁煙のお願い

この度は内閣総理大臣ご就任誠におめでとうございます。総理になられ祝福している一人であります。国の安全保障、国家主権、財政、教育、国民生活等、大変な重責の職務に就かれました。ご期待申し上げます。

さて、漏れ伝わるところによりますと総理は「ヘビースモーカー」とのこと。雰囲気からよもやと思っておりましたが、この点、落胆の念を禁じ得ません。

喫煙者が自治体や企業、議会のトップにいますと、公衆衛生上の健康政策が公私混同されることで進まないことを目の当たりにしてきました。世界各国のトップはほとんどタバコを吸わないと聞いております。

就任後、喫煙者であることを明らかにした米大統領のオバマ氏でしたが、夫人はホワイトハウス内では吸わせないと言っておりました。そしてその後、オバマ氏は自ら禁煙しました。

国民は自ら健康管理に努めるクリーンな総理を期待しております。この機会に禁煙をぜひとお願い申し上げます。

WHOは京都議定書より上位の国際条約である「タバコ規制枠組み条約」を制定し、わが国も批准しております。世界的にタバコ対策が進められております。日本公衆衛生学会、日本循環器学会、日本医師会から始まって日本産業衛生学会に至るまで、私が知る範囲ですでに48団体が禁煙宣言を行っております。

喫煙によって有能な政治家・作家・芸術家・芸能人・報道関係者の多くが早世した例は枚挙にいとまがありません。貴台の愛読書の作家、司馬遼太郎氏もヘビースモーカーだったため惜しまれながらこの世を去りました。

総理の過重任務を乗り越えて頂くためにも、息長く活躍して頂くためにも、多くの国民の願いをかなえて下さい。

近年、学校においても禁煙教育が進められております。青少年の健全育成の観点からも率先垂範をお願い申し上げる次第です。


トピックス一覧

トップ | トピックス | センター紹介 | 主な活動 | タバコ問題情報 | コラム | リンク | お問い合わせ

Copyright (C) 2005-2011 タバコ問題情報センター All Rights Reserved.